現エース機。夏から伸びが目立つようになり、9月『第14回芦屋町長杯争奪戦』の鶴本崇文から高い水準をキープしている。12月『第54回福岡県内選手権大会』では池永太が「行き足から伸びが抜群」でV。続く1月『G3第19回アサヒビールカップ』は岡村慶太が「全体にいい」で2カ月半の負傷休み明けながら優出。直近の『マンスリーBOATRACE杯』は藤田竜弘が組み「直線系の足で上の上」で節イチ級だった。

優出回数が最多の8回で初おろしから1速～2速が光る。12月『G1開設71周年記念』では西山貴浩が「出足が抜群」で優出3着。続く『第54回福岡県内選手権大会』は古澤光紀が駆り「立ち上がりの足が凄い」で優出3着。さらに1月『G3第19回アサヒビールカップ』で佐藤旭が「レース足がいい」で3連続優出を果たした。前節『マンスリーBOATRACE杯』の佐藤駿介も「機パワーは凄くある」で上位の一角を担った。

優勝回数最多3回を誇る。5月『SGオールスター』で石野貴之が駆り強出足仕様でオール3連対Vから高い水準だが、10月末に温水パイプ装着されてからはなかなか快速域まで届かなかった。それでも12月『BTS日向開設13周年記念』で村岡賢人が「全体にバランスが取れていて上位。特徴もつけられる」でVを奪取し猛アピール。乗り手によって反応がマチマチの感はあるが好パワーで目が離せない一機だ。

温水パイプ装着前はやや伸び型色が濃かったが、装着後は実戦足系にシフト。12月『G1開設71周年記念』は魚谷智之がスムーズな動きで準優進出。続く『BTS日向開設13周年記念』の信濃由行も「力強く特にレース足がいい」で準優まで駒を進めた。1月『G3アサヒビールカップ』では白神優が組み事故に遭い新ペラに換わったが、「出足がいい」で予選は突破。最終日前半に転覆も、後半の動きから大きな足落ちはなさそう。

夏場から頭角を現し始めてきた。伸び寄りのバランス系で合えば快速が望める。12月『G1開設71周年記念』は柳沢一が駆り「足に不満はない」で準優進出。続く『BTS日向開設13周年記念』では長尾章平が組み「安定板がついても節イチ」で準優以外オール2連対だった。さらに『第54回福岡県内選手権大会』の幸野史明、1月『G3アサヒビールカップ』の溝口海義也でも評判の足色でまくり屋が引けば楽しみが倍増する。