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レース展望

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地元佐賀勢と強力遠征勢が激突!70周年を祝う秋の唐津決戦!

 ボートレース唐津で3月26日~31日まで「G1ダイヤモンドカップ」が開催される。年度末の唐津に全国からトップレーサーが集結。鏡山や唐津城などの桜も見頃となりそうな時期に、唐津水面で激戦の火花を散らす。

 地元の佐賀支部からは9人が参戦。深川真二森永淳古賀繁輝峰竜太宮地元輝山田康二上野真之介武富智亮末永和也の多彩なメンバーで遠征勢を迎え撃つ。

 地元のエースはもちろん峰竜太だ。唐津では通算53優出24Vの実績を誇るが、唐津記念レースは通算6優出0Vでまだ優勝なし。昨年9月の唐津周年では優勝戦1号艇に乗ったもののF艇にまくられる不運な展開でイン戦2着に敗れるなど、不思議なほど地元記念タイトルには縁がない。今度こそ唐津でG1制覇なるか注目だ。近況のは1月の浜名湖周年と2月の九州地区選でG1連続Vを飾るなど好調。唐津ダイヤモンドカップでも輝きを見せてくれるはずだ。

 上野真之介も見逃せない。昨年12月の唐津一般戦で優勝し、今年1月の唐津正月レースではオール2連対V、今年2月の唐津一般戦ではオール3連対Vで優勝。現在唐津で3節連続優勝中と好走が続いている。これまで唐津の記念レースは通算2優出0Vといまひとつ結果を残せてこなかったが、今回はひと味違った走りを見せそうな気配十分だ。

 山田康二は唐津記念レース最近5節で4優出2Vという抜群の勝負強さ。2018年の唐津ダイヤモンドカップでG1初Vを飾ったのを皮切りに、2021年の唐津周年で優出2着、2022年の唐津周年で優勝、昨年9月の唐津周年で優出4着と大舞台で力を発揮している。今回も虎視眈々と3つ目の唐津G1タイトルを狙ってきそうだ。

 遠征勢でまず注目は濱野谷憲吾(東京)だろう。昨年9月の唐津周年で当地記念初V。優勝戦ではF艇にまくられながらも2コースから冷静に立ち回り、黒いカポックでVゴールを駆け抜けた。あれから約6カ月の時を経て唐津再登場。当地記念7優出1Vを誇る濱野谷が唐津G1連続Vを狙う。近況も2月の関東地区選で優勝するなど好リズムなだけに楽しみだ。

 山口剛(広島)は昨年7月に行われた唐津MB大賞の覇者。節間オール2連対Vの圧勝劇を演じ、峰竜太を2着に抑えて優勝を飾ったのが記憶に新しい。山口も2月の中国地区選で優勝するなど近況好リズム。V争いを沸かせる可能性大だろう。

 吉田拡郎(岡山)も目が離せない。昨年7月の唐津MB大賞で優出3着、昨年9月の唐津周年で優出3着で入っており当地2節連続優出中だ。唐津MB大賞では優勝戦6号艇でチルト0.5度を選択して6コースから3着連絡みの好走。唐津周年では準優6号艇でチルト2度を使って6コースから2着をもぎ取り、優勝戦6号艇でもチルト2度を選択して6コースから3着に食い込むなど、見せ場満載の走りを見せてくれた。今回も何をやってくれるのか楽しみにしたい。

 その他では昨年9月の唐津周年で優出5着に入った土屋智則(群馬)や、昨年グランプリ優出組の平本真之(愛知)と茅原悠紀(岡山)、唐津記念2節連続優出中の桐生順平(埼玉)、今年記念2優出をマークしている西山貴浩(福岡)と新開航(福岡)、意外にもまだ唐津V歴がない馬場貴也(滋賀)らに注目したいところ。春の唐津決戦を制するのは誰になるのか。

(データはすべて3月6日現在。カッコ内の表記は支部)