冬から急上昇して今やエース機に。12月荒牧凪沙が伸びを活かして優出6着。今年に入って篠崎元志がV、赤井睦が初V、出畑孝典がVで、そのすべてが予選トップ通過と勢いは止まらず。出畑は「一番いいのは行き足」とその加速感を称えていた。スリット付近は力強く、ターンの立ち上がりの足も素晴らしい。

使用開始当初から動きが良く5優出3優勝の実績。今月使用した宮嵜隆太郎はパンチのある仕上がりになっていた。スリット付近が強力で、その舟足特徴から今年に入って2選手がフライングを切っている。伸び型を好む選手が手にすればさらに楽しみだ。

低調機だったが、昨年末の中間整備でギヤケースが交換されて一変。直後のシリーズで渡辺浩司が10戦8勝の大活躍で準V。先月末からのシリーズで使用した幸野史明がきっちり仕上げて最終日に連勝。今月使用した木田峰由季は強豪そろうなか予選トップから王道V。「行き足が良くてスタ展で（スタートが）入らない。スローからスタートして伸び返す」とスリット付近に大満足だった。

初おろしでV。その時優勝した白神優が「勝率的にもいいモーターになると思う」と語っていた通り、現状も2連対率は上々で動きもいい。先月優出3着とした東本勝利は「何をしても出るモーター」と調整の幅も広そうだ。今月使用した古賀智之は伸びが良く、6コースまくりと4コースまくりを含む3勝を挙げた。

今年に入って連続で優出した近況好調機。2月末からのシリーズで使用した八木治樹が舟券絡みを続け、5日目後半にフライングを切ってしまったが、その後も6コースから3着、5コースから2着と連対。直後使用した横田茂は「伸びがいい」とまくって行くレースも目立った。

2連対率は高くないが、数字以上の動きを見せている隠れた好モーター。昨年末に太田和美が優勝してからさらに良くなっており、1月には浦田晃嗣が地元初優出。準優では3コースからまくりを決めるなど、スリット付近に余裕がある。

昨年までは低調機だったが、ことし1月にスリットから下がっていた市川哲也がクランクシャフトを交換。その次の節に使った古賀繁輝が優勝。さらにその次のシリーズで安河内健も優出と今は好モーターに。全体的に上位でまとまった舟足だ。

パンチ力があるわけではないが、最近使用した選手はじわっと伸び気味。2月のヴィーナスシリーズでは蜂須瑞生が優出して3着とした。その優勝戦でも5、6番手から追い上げるなど、伸び系だが決してレース足も悪くなく上位の一角に入るモーターだ。