何と言っても3節連続優勝がこのモーターの実力を物語っています。現時点での勝率、2連対率より上のモーターはありますが、近況30走では勝率8.57％、2連対率80.0％と驚異的な数字をたたき出しています。強力な出足と、バランスの良さでこれからも活躍が期待されます。

長らく低調機で8月には中間整備が入った程でしたが、節間整備の甲斐もあり徐々に成績が上向きました。元来の出足の良さに加え、回り足や伸びも上々で第1回びわこお魚0929CUPで初のビナちゃんモーター入りを果たしました。

初おろしからルーキーシリーズまでは目立ったモーターではなかったですが、荒法師賞で春園功太選手が優勝戦2着に入るなど活躍を見せました。行き足から伸びが強力で、これからも大暴れする予感がします。

優出7回、選抜5回と準優での勝負強さが表れています。いったんはビナちゃんモーターの座を追われましたが、新春知事杯以降順調に成績を上げてきています。回ってから行き足にかけて良く、伸びも上々なので再度ビナちゃんモーター入りが射程に入りました。

一時は中間整備が入るモーターでしたが、新春知事杯で地元の中島秀治選手が仕上げてから、優出2回、選抜1回と上々の足になりました。出足、行き足、伸びともにバランスが取れており、今後も活躍が期待されます。

優出1回、選抜7回と準優突破率が低めですが、ルーキーシリーズの中亮太選手が整備して機力を向上させました。強力なターン回りが特長で、これからが楽しみなモーターです。

現在まで22節出走して、平均で勝率5.55％、2連対率41.1％と安定しており出足やスリット近辺の足が持ち味といえます。乗り手を選ばないモーターで目が離せない1台です。

成績に波はありますが徐々に上向いていき、にっぽん未来プロジェクト競走からビナちゃんモーター入りを果たしました。出足型で乗り心地も良いので、これからも活躍が期待されます。

優勝こそありませんが優出8回、選抜10回と安定感抜群です。回ってから伸びにかけて強力で目が離せないモーターです。

昨年4月の初おろしから10カ月が経過。中間整備で急変したモーターが多数存在し、2連対率は関係なしのモーター相場となっている。エース級グループの中でも筆頭格はこの29。1月の中間整備、さらにペラ交換で快パワーに変貌した。

昨年8月に4回目となる中間整備でギヤケースを交換。その後3節目あたりからパワーは本格化を遂げ、現在はエース級の一角に挙がる存在だ。1月のルーキーシリーズで優出した佐藤航をはじめ、トップ級の伸びが大きな特徴。

こちらは中間整備の入っていない上昇モーター。正月シリーズで馬場貴也が好パワーに仕上げてVを飾ると、中島秀治、岡崎恭裕と3連続Vを達成した。続く川北浩貴はファイナル6着で4連続Vは逃したが、出足はパワフルそのものだ。

10月のG1戦で丸野一樹がFに泣いたものの大幅な機力アップに成功。その後は毎節のようにトップクラスの仕上がりが続いている。冬場までは強力な出足が特徴だったが近況は伸び型。いずれにせよポテンシャルは上位の一角だ。

69、58と同じくこれまで中間整備の入っていない好素性モーター。秋頃にやや下降ムードの節も見られたが、気温低下で好パワーが復活した以降は上位クラスの仕上がりが続く。回転さえ整えば行き足の勢いはかなりのレベル。

昨年8月の中間整備でシリンダーケースを交換して機力上昇を遂げ、直後からの5節で3優出をマークした。11月以降は優出を果たせていないものの、むしろパワーはさらに上向いた印象。今年に入ってからは上位クラス出足が続く。

昨年6月のG2戦で丸野一樹が大幅な本体整備で機力アップに成功して優出。58と同様に、それ以降はエース級に挙がる好パワーをキープしている。3連続優出もあった夏場は伸びが特徴だったが、近況はパワフルな出足が武器。

それまでも悪いレベルではなかったが、昨年10月の転覆整備によりギヤケース、ペラを交換して一気にパワーアップを遂げた。年末の男女W優勝戦では香川素子がV。乗り心地が課題となるが、行き足から伸びにかけては強力だ。