夏場になって頭角を現してきたモーター。7月の市川美宏が優出4着、田中和也がオール3連対、深谷知博が優出2着。3節連続で節イチの動き。この暑い桐生でこのモーターを手にした選手は激アツ間違いなしだ。

長い間、桐生のエース級を背負ってきたモーター。使用開始からずっと気配は◎。
優出6回、優勝3回の実績を誇る。今井裕梨が松本晶恵との壮絶なバトルで初優勝に輝いたのは記憶に新しい。

春先から急激に成績アップ。温水パイプが外れてからは確実に右肩上がりの状態。
序盤は8節間オールB級選手乗艇で、2連対率28％をキープできたので潜在能力は持ち合わせている。近況10節中、半分は優出。武田光史が優勝戦で4カドから一気にまくって勝ったレースはアッパレ。

【最近↑好調】初おろしから抜きん出たところはないが、ターン回り系は常に安定しており上位級。温水パイプの外れた5月からは上昇気流を描いているモーターの1つ。

【ダークホース】2連対率は32％も15節中5節しかA級が乗っておらず、A級が乗った5節のうち4節は賞典レースに出た。乗り手は新人が多く5、6着のほとんどはその時のもの。ベテラン勢や実力ある選手が手にすると、底力を発揮しており、ダークホース的な存在のモーターになりそう。
出足、行足、回り足はしっかりしていて上位クラス。

【ダークホース】西尾亮輔が5月に初優勝したモーターで、回り足、出足は節イチだった。その2節前の5月に椎名豊が優出2着の時は伸びが強めだった。7月に渋谷明憲が優出6着した時は、出足から行き足までのつながりが強めだった。調整次第では好きな舟足に反応してくれるので、楽しみなモーターのうちの1つ。