ボートレース徳山の開設70周年記念「G1徳山クラウン争奪戦」が11月2日から開催される。秋の徳山に全国からトップレーサーが集結。激しい火花を散らす6日間となりそうだ。

地元の山口支部からは江本真治寺田祥谷村一哉原田篤志竹田辰也柳生泰二末永祐輝森野正弘佐々木完太の9人が参戦予定。前回覇者の白井英治はF休みのため残念ながら不在だが、好メンバーで遠征勢を迎え撃つ。

地元のエースを担うのは寺田祥だ。徳山周年は20年にV歴。4大会ぶりのクラウン奪還をめざす。6月の徳山SGグランドチャンピオンでは予選4位の活躍を見せるも準優3着で敗退しただけに、今度こそまずは優出を果たしたい。

谷村一哉も楽しみだ。8月の徳山お盆レースで寺田祥らを破って優勝。当地2節連続Vをめざして参戦する。谷村は16年の徳山周年覇者。8大会ぶり2回目の優勝を狙う。

竹田辰也にも期待したい。今年徳山を9節走って7優出2Vの大活躍。1月のG2徳山MB大賞で優出2着に入り、8月のG3徳山企業杯で優勝するなどグレードレースでの活躍ぶりも光る。徳山周年では悲願のG1初優出を狙いたい。

その他にも9月の徳山戦「日刊スポーツ杯争奪戦」で当地初Vを飾ったばかりの佐々木完太や、今年5Vと好調続く柳生泰二、1月のG2徳山MB大賞で優出3着に入った原田篤志など楽しみな顔ぶれがそろう地元山口勢だ。

遠征勢ではまず菊地孝平(静岡)に注目したい。徳山周年は2大会連続で優出中。一昨年は予選2位通過で優出6着、昨年も予選2位通過で優出5着と好走が光っている。今年7月には徳山一般戦でオール2連対Vの圧勝劇を演じたばかり。徳山巧者の走りから目が離せない。

原田幸哉(長崎)は21年の徳山周年覇者。2大会ぶりの奪還を狙って登場だ。8月のSGボートレースメモリアルで優出4着に入るなど近況リズム上々。V争いをにぎわす存在となってくる可能性十分だろう。

その他では6月の徳山SGグランドチャンピオンで優出2着に入った石野貴之(大阪)や、1月のG2徳山MB大賞で優勝した田村隆信(徳島)、徳山周年V歴を持つ今垣光太郎(福井)、辻栄蔵(広島)、毒島誠(群馬)、9月の徳山戦「楽天銀行杯争奪戦」で優勝したばかりの丸野一樹(滋賀)、G2徳山MB大賞で優勝歴がある安達裕樹(三重)と新田雄史(三重)の三重勢、グランプリ出場権争いの位置にいる中島孝平(福井)、島村隆幸(徳島)、山田康二(佐賀)らも楽しみにしたい。

(データはすべて10月16日現在。カッコ内は所属支部)

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