レース展望|GI全日本王座決定戦 開設69周年記念 特設サイト|ボートレース芦屋
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G1全日本王座決定戦

レース展望

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瓜生・西山ら地元福岡勢が、濱野谷・馬場ら強力遠征勢を迎え撃つ!

ボートレース芦屋の開設69周年記念「G1全日本王座決定戦」が1月21日から開催される。冬の芦屋水面に全国からトップレーサーが集結。この季節の芦屋は好タイムが出やすいだけに、見応え満点の超ハイスピードバトルとなりそうだ。

地元の福岡支部からは瓜生正義川上剛岡崎恭裕篠崎元志西山貴浩篠崎仁志前田将太小野生奈高倉和士羽野直也仲谷颯仁大山千広が参戦。福岡勢の芦屋周年Vは13年が最後となっており、8大会ぶりのタイトル奪還へ期待が高まる。

なかでも最注目はもちろん瓜生正義だろう。昨年12月にグランプリで優勝。圧巻の3コースまくりで頂点に立ち、5年ぶりに黄金のヘルメットを戴冠した。絶好調モードで芦屋周年を迎えるだけにV候補筆頭格といって間違いないだろう。瓜生は芦屋で13年周年記念と14年地区選でG1優勝歴。今節は約8年ぶりとなる3回目の芦屋G1制覇を狙いたい。1月に芦屋正月レースを走ったばかりでもあり、決戦への準備は整っている。

西山貴浩も楽しみだ。12月のグランプリでは無念のトライアル1st敗退となったが、シリーズ戦に回って優勝戦まで勝ち上がる活躍。自身4回目のSG優出を果たした。西山は芦屋通算10優出2Vの実績を持つが、当地SG・G1は過去14節走って意外にも優出ゼロ。準優出は6回を数えるがまだ優勝戦にはたどり着けていない。今度こその思いを込めて大暴れしたい芦屋周年だ。

篠崎元志も有力なV候補だろう。芦屋のSG・G1は3節連続優出中。19年の芦屋周年で優出4着、20年の芦屋周年で優出4着、21年の芦屋オーシャンカップで優出3着と抜群の安定感を誇る。そんな篠崎だが芦屋SG・G1は優出7回を誇るもまだ優勝ゼロ。悲願の当地記念初Vなるか注目したい。

そのほかにも前回の芦屋周年で優出2着に入った前田将太や、16年にG2芦屋MB大賞でV歴がある篠崎仁志、12月のグランプリシリーズで優出3着の活躍を見せた岡崎恭裕、2期ぶりのA1級復帰を果たした川上剛、19年に芦屋の地区選でG1初優出を飾っている高倉和士、芦屋G1は優出3回で準Vが2回ある羽野直也など、福岡勢は誰が主役になっても不思議ではない好メンバー。優勝戦ピットを独占するような活躍に期待したい。

対する遠征勢ではまず濱野谷憲吾(東京)に注目だ。昨年7月に芦屋で行われたオーシャンカップで優勝。オール2連対Vで圧勝し、約14年4カ月ぶりとなるSG制覇を成し遂げたのが記憶に新しい。今節はそのとき以来となる芦屋参戦。再び大暴れを見せるのか。濱野谷は芦屋周年で99年、00年、06年と3回もV歴。15大会ぶりの奪還を狙ってくる。

馬場貴也(滋賀)も芦屋水面は好相性。18年に芦屋チャレンジカップでSG初Vを飾り、昨年の芦屋オーシャンカップでも予選2位通過で優出4着に入る活躍を見せていた。ボート界トップクラスのスピードを持つ馬場は、1分44秒4という現行331型モーターでの歴代2位のタイムを芦屋で出した実績。今節は1分44秒2の最速タイムを超えるかも注目したい。

丸野一樹(滋賀)は雪辱を期す大会だ。昨年7月の芦屋オーシャンカップで初日に試運転で転覆して骨折するアクシデント。1走もできずに帰郷する無念を味わった。あのあと驚異的な回復でカムバックし、8月のボートレースメモリアルでSG初優出、12月のBBCトーナメントで優勝、そしてグランプリ初出場で優出と快進撃を見せたのは周知のとおり。約6カ月ぶりに芦屋へ帰ってくる丸野のレースを楽しみにしたい。

そのほかでは12月のグランプリシリーズで3回目のSG優勝を飾った新田雄史(三重)や、14年に芦屋MB大賞でV歴がある白井英治(山口)、昨年11月の三国周年で8連勝パーフェクトVを飾った毒島誠(群馬)、07年芦屋周年覇者の松井繁(大阪)、F禍からの復活を期す吉川元浩(兵庫)、芦屋周年は出場2大会連続で優出中の寺田祥(山口)、03年以来の芦屋周年優出を狙う田村隆信(徳島)らに注目したいところ。

また女子レーサーも18年芦屋レディースチャレンジカップと19年芦屋MB大賞で優勝している守屋美穂(岡山)、17年芦屋レディースチャンピオンと21年芦屋レディースオールスターでV歴を持つ小野生奈(福岡)、芦屋優出7回を誇る大山千広(福岡)が参戦するだけに目が離せない。

(データはすべて1月1日現在。カッコ内の表記は支部)