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ボートレース徳山

BOATBoy黒須田編集長の展望・回顧

総展望

総展望

レース展望

 5月9日~14日にボートレース徳山で開催される、年に一度の周年記念!「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」が迫ってきた。トップレーサーがずらり勢ぞろいして繰り広げられる熱戦の数々が、ボートレースファンを熱くさせることだろう。

 主力を形成するのは、やはり地元勢。山口支部ツートップの白井英治寺田祥がシリーズをけん引する存在になるのは間違いない。白井は2008年の55周年、寺田は昨年1月66周年の覇者でもあり、2度目の制覇に気合が入る一戦となる。また、16年の62周年を優勝した谷村一哉も参戦、遠征勢に立ちはだかる1人となるだろう。地元山口支部からはほかに原田篤志吉村正明大峯豊竹田辰也森野正弘が出場。このなかで原田は今年2月に当地で開催された中国地区選に優出しながら5着敗退。そのリベンジに燃えるはずだ。ちなみに、白井はその中国地区選、昨年5月67周年で優出してともに2着。今度こその思いは強い。

 遠征勢で注目したいのは、過去の徳山クラウン戴冠勢。太田和美辻栄蔵魚谷智之茅原悠紀だ。このなかで特にクローズアップされるのは、やはり茅原だろう。昨年の覇者であり、また2月の中国地区選を優勝して徳山G1連続優勝を飾った。さかのぼれば、当地で開催された新鋭王座決定戦でG1初優勝を果たしており、徳山水面との相性の良さは歴然としている。周年連覇、徳山G1の3連続優勝が懸かる今大会は、地元勢にも匹敵するだけのスポットライトを浴びての一戦。

 そのほかにも豪華メンバーが集う。4月にマスターズチャンピオンを優勝した原田幸哉、昨年のクラシック覇者でますます充実著しい吉川元浩、気合で走る漢(おとこ)・赤岩善生、日本一のスタート巧者・菊地孝平、3月に浜名湖周年を制して逆襲モードに突入した中島孝平、スター軍団・銀河系軍団の精鋭コンビ・田村隆信湯川浩司、異次元のハンドルさばきで魅せる馬場貴也、ニュージェネレーション旋風を巻き起こした岡崎恭裕新田雄史篠崎元志など多士済々だ。若手では、2017年の最優秀新人を獲得した羽野直也、2018年のヤングダービーを制した関浩哉がハツラツと水面を駆ける。徳山では9月にヤングダービーが開催されるだけに、この徳山クラウンでも恥ずかしい走りは見せられない。

 風薫る季節に開催される68周年記念。気温の上昇とともに、水面の熱量も上がっていく。その峻烈なバトルにぜひとも酔いしれよう。

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初日 回顧

初日 回顧


 五月晴れの空の下で開幕した「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」。トップクラスのレーサーたちによるバトルは、初日から白熱し、激烈な場面が続出した。

 オープニングを飾ったのは、地元の森野正弘。1号艇インコース発進で、2コースの馬場貴也が後手を踏む“壁なし”の状態ながらも、トップスタートから外の攻めを完封し、見事な逃げ切りを見せた。

 地元山口支部は、初日から大活躍!3Rでは寺田祥が5コースから豪快にまくり一撃。7Rは谷村一哉が逃げ切り快勝。10Rでは、2コースの関浩哉がジカまくりに出た展開をしっかりと見据えて、原田篤志が差し切り。そして、12Rドリーム戦を白井英治が逃げ切って、5勝をあげる奮闘っぷりだった。

 そのドリーム戦、4カドに構えた原田幸哉がコンマ02と踏み込んだスタート。内を締め込みにかかり攻めんとしたが、インの白井はしっかりと伸び返し先マイ敢行。それでも原田はまくり差しに切り替えてしぶとく食い下がったが、白井はバックでこれを振り切り、勝利を手にすることとなった。2着は原田。3番手争いがまた激しく、茅原悠紀新田雄史辻栄蔵が接戦を演じ、いったんは茅原が有利なポジションを手にしたように見えたが、その3艇が3周1マークで競り合う間隙を、吉川元浩が最後方から突くかたちで3番手浮上。巧みな小回りで逆転3着を奪い取っている。3連単①-④-③は2010円。11番人気の決着だった。

白井英治

 それにしても、インの強い徳山にしては波乱も数多く生まれ、初日はイン6勝にとどまっている。5Rでは6号艇の魚谷智之が大外から勝ち切って、3連単27260円の万舟を演出。また11Rでは太田和美が4コースからカドまくりを決めて、3連単15070円を叩き出した。これらを含めて万舟は4本が飛び出している。また、4号艇と5号艇が2勝ずつ、6号艇が1勝と、外枠勢の爆走が目立った一日ともなった。1号艇が舟券に絡まなかったレースが4個もあったのだから、熾烈な初日だったのだ。

 なお、大上卓人が初日連勝。大上は2月に当地で開催されたGⅠ中国地区選手権でも初日連勝発進だった。地区選では優出はしたものの、優勝は逃している。今度こそ、徳山の地でGⅠ初優勝に辿り着きたいところで、2日目からも気合が入るはずだ。

<2日目注目レース>
12R すなっちドリーム
①寺田 祥(山口)
②太田和美(大阪)
③菊地孝平(静岡)
④田村隆信(徳島)
⑤馬場貴也(滋賀)
⑥篠崎元志(福岡)

寺田祥

 2日目メインカードはWドリーム戦の2つめ。1号艇には地元の寺田祥が入る。初日ドリームを盟友の白井英治が逃げ切っているだけに、寺田も負けられないイン戦だ。ただし、初日まくり快勝の太田和美、スタート早い菊地孝平の攻撃力が脅威となり、これをどう切り抜けるかがカギ。寺田としては気合の入った走りで、逃げ切りたい。逆転候補は太田の差しか。

<フォーカス>
3連単①-②=③ ①=②-⑤ ①-③-⑤

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2日目 回顧

2日目 回顧


 「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」2日目。外枠勢が活躍して波乱含みだった初日に続き、前半戦は1号艇が立て続けに敗れ、これが今節の流れなのかと思わせられるイン受難気味の傾向が続いた。それでも、8R以降は1号艇が5連勝。結局、1コースはトータルで7勝をあげている。もっとも普段の徳山を思えば、イン以外の出番が多いようにも思えるわけだが。

 2日目に目立った活躍を見せたのは、まず山田祐也。2Rで思い切ったツケマイを放ってインの松村康太を沈めると、6Rではきっちりとイン逃げを決めて2連勝。初日6着を強烈なかたちで巻き返してみせた。また、原田幸哉が3R、10Rと連勝。3Rは5号艇5コースからまくり差しで鋭く突き抜けている。2マークで最内を伸びてきた羽野直也の先マイを捌いているため、決まり手は抜きだが、1マークのターンは鮮やかだった。10Rは同期の魚谷智之が放ったまくり差しを振り切っての逃げ切り快勝。原田は初日ドリーム戦で2着からの2日目連勝と絶好調だ! 2日目を終えた時点で得点率トップに立っている。

 5号艇は原田のほかにも2勝をあげている。5Rで勝ったのは村上遼。1マークは逃げた横澤剛治が抜け出し、村上はまくり差しで2番手だった。横澤はセーフティリードにも見えたのだが、村上は諦めずに猛追! 2周2マークで追いついて、3周1マーク先マイで逆転してみせた。その追い上げぶりは圧巻だ。7Rでは、吉川元浩がまくり差し快勝。内の動きを見ながら冷静に差し場を探して突き抜けるハンドルワークはさすがSGウィナー。マスターズ世代となっても衰えぬスピードと一枚上手の旋回力を存分に発揮してみせた。

 今節は外枠でもおおいに勝機あり、と思わせる初日と2日目の傾向。3日目も外枠を侮ることなく注目してみたい。

寺田祥

 12Rドリーム戦は地元の寺田祥が逃げ切り。スリットではややのぞかれる隊形だったが、意地の先マイで押し切ってみせた。寺田は2日目を終えて得点率2位につけて、3日目以降も予選トップをうかがっていく。盟友・白井英治が2日目はややリズムダウンしただけに、地元勢のリード役となっていくことだろう。

 なお、3日目から岡部哲加倉侑征木下雄介前原大道が補充追加で参戦する。いずれもB1級だが、それだけに舟券に絡めば好配当必至。特に加倉木下前原のルーキー勢は強豪先輩に怯むことなく、胸を借りるつもりで真っ向勝負に挑んでほしい。

<3日目注目レース>
9R
①魚谷智之(兵庫)
②篠崎元志(福岡)
③椎名豊(群馬)
④吉村正明(山口)
⑤柏野幸二(岡山)
⑥原田幸哉(長崎)

原田幸哉

 2日目終了時点でトップを走る原田が6号艇に組まれた。前付けもありそうだが、どこまで入れるか。全員に抵抗されてのオールスローもある。となれば、ここまでオール3連対で得点率4位タイにつける1号艇・魚谷智之のイン戦が優位となるか。椎名の攻撃力、それに乗ってリズムアップしたい地元の吉村に注目。もちろん原田もここを乗り切ればさらに前進となるだけに、連下には押さえる。

<フォーカス>
3連単①-③④⑥-③④⑥

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3日目 回顧

3日目 回顧


 「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」3日目。初日2日目とインが決して強くない傾向にあったが、これが一転。1号艇が9勝をあげて、尻上がりにイン優勢の流れとなってきた。1号艇が舟券から消えた6R、8Rにしても、道中はその1号艇が先頭争いに絡む展開。競り合いのなかで後退し、大きな着となってしまっているが、1マークの展開では決して後手に回ったわけではない。3日目ともなればスタート勘も良化するころで、実際にインの選手がしっかりとスタートを決めるレースも多かった。こうなると、今後ますますインに流れが傾いていく可能性はあると言えるだろう。

山田祐也

 特筆すべき活躍を見せたのは、まず6R1着の山田祐也。5コース発進で、4カドが攻めていく展開のなかどんぴしゃのまくり差しで艇団を貫いた。インの熊谷直樹との先頭争いとなり、2周1マークでは内から抵抗されながら振り切っている。その迷いのない外マイは唸らされるものだった。山田は2日目から3連勝。勢いに完全に乗ってきた。

 もうひとりは寺田祥山田が勝った6Rで4カドから攻めたのが寺田で、レースを作ったことがまず称賛に値する。しかも3着と連に絡んできたのだから、文句なしだ。さらに12R、3号艇3コースの寺田は、1マークでまくり一閃。インの茅原悠紀を一気に交わして、今節3勝目をもぎ取った。この勝利で、予選3日目を終えて予選トップとなっている寺田。準優進出は無事故完走で当確だが、4日目は6号艇が回ってくる。ここをどう凌いでトップを死守するかがひとつの焦点となってくる。

 3日目を終えて得点率2位は魚谷智之寺田を逆転する最右翼と言えるだろうが、4日目は5号艇での登場。つまり上位2人が最終日に外枠を残しているわけで、このあたりがトップ争いにどう影響するかも見どころとなろう。3位タイには原田幸哉羽野直也原田は3日目にややリズムダウンだが、気配は悪くなく、4日目はやはりトップをうかがう存在。羽野は3日目、6コースから2着に絡むなど安定した走りを見せており、4日目も注目だ。

 地元勢では白井英治が12位タイと、初日ドリーム1着以降はあと一歩突き抜けられない戦いが続く。ふたたび1号艇が回ってくる4日目、一気に上位に迫りたいところ。また、谷村一哉が14位タイで、4日目は大敗は許されない。19位タイにつける森野正弘は4日目2走を上位でまとめて、予選突破を果たしたいところだ。

 なお、3日目から追加参戦の4選手のうち、前原大道が5Rで2着に入る大殊勲。白井英治らに先着したのだから価値は大きい。4日目からはもう一人、花本剛も追加参戦。1号艇に入った選手もいるので、4日目もおおいに奮闘を期待したい。

<4日目注目レース>
11R
①白井英治(山口)
②岡崎恭裕(福岡)
③熊谷直樹(東京)
④大峯 豊(山口)
⑤大上卓人(広島)
⑥田村隆信(徳島)

白井英治

 2日目以降はやや消化不良の白井だが、初日ドリーム以来の再度の1号艇となれば負けられない一戦。田村の前付けの可能性もあるが、入れてもセンターまでと思われ、しっかり対応できれば白井の逃げ切り有力と見るべきだろう。相手はコース次第ではあるが、勝負駆けとなる田村の気合が見逃せない。また初日連勝の大上も侮れない。

<フォーカス>
3連単①-⑥④-全

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4日目 回顧

4日目 回顧


「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」は、予選最終日となる4日目を迎えた。1~3Rは1号艇に追加参戦のB級選手が入る番組で、いずれも4着以下に敗れているが、4R以降は1号艇(1コース)が8勝。トータルで考えれば、インが強い一日だったということになるだろうか。4R以降でイン以外から勝ったのは菊地孝平。5号艇4コース発進で、1マークは差して先行する関浩哉を追いかける展開だったが、2マークで巧みな捌きを見せて逆転。この1着で、結果的に予選2位にまで躍進し、準優勝戦1号艇を手にしている。

 3日目終了時点で予選トップに立った地元の寺田祥だが、4日目はなんとも残念な結果となってしまった。9R6号艇で出走した寺田は5コースからのスタートとなったが、1マークはやや流れ気味のターンで後退。それでも懸命な追い上げをはかったが、2周2マークのターン出口で引き波に足をとられ、後続艇と接触してしまい転覆。これが選手責任と判定され、13位まで順位を下げてしまった。手痛い転覆だったと言うしかない。

 また、やはり地元の白井英治は、11R1号艇ではしっかりと逃げ切ってみせたものの、3R5号艇では展開なく4着。順位を引き上げることができずに12位に留まった。地元勢では谷村一哉らも勝負駆けに失敗し、準優進出を果たしたのは白井寺田の2人だけ。山口支部ツートップが地元の砦を守る戦いに臨むことになる。

寺田祥 白井英治

 寺田に代わって予選トップに立ったのは原田幸哉だ。初日ドリーム戦2着、2日目連勝と好調ぶりを発揮してきた原田が、4日目は2号艇から差して2着を獲り、準優トップ当選を果たした格好だ。マスターズチャンピオンに続くGⅠ制覇がぐっと現実味を帯びてきたと言っていいだろう。

 その原田と同期の魚谷智之は、10R5号艇での出走で、1マークは展開がなく離れた6番手となってしまっている。しかし、そこからの追い上げが素晴らしく、2艇を抜いて4着ゴール。予選順位は3位とひとつ下げたかたちだが、5着なら4位で準優は2号艇だっただけに、値千金の猛追であった。

 5日目は10~12Rで準優勝戦が行なわれる。激烈な戦いをおおいに期待しよう。

 最後に、1Rで追加参戦の木下雄介が1着。SGウィナーらを相手に、展開が向いたとはいえ先頭ゴールしたのは称賛すべき。拍手を送りたい。

<5日目注目レース>
12R
①原田幸哉(長崎)
②吉川元浩(兵庫)
③羽野直也(福岡)
④白井英治(山口)
⑤寺田 祥(山口)
⑥村上 遼(長崎)

原田幸哉

 地元勢で準優進出したのは山口の両巨頭のみ。その2人が同じレースとなってしまった。地元としては④=⑤決着が理想だろうが、予選トップの原田の牙城はなかなか強固。順当ならば、やはり原田の逃げ切りを本命視するべきだろう。相手は地元どちらかの優出にエールを送る意味で白井寺田を指名。④=⑤があるとするなら、吉川が時折見せる2コースツケマイに原田が反応しすぎたとき。少々押さえてみる。

<フォーカス>
3連単①-④⑤-全 ④=⑤-全

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5日目 回顧

5日目 回顧


「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」5日目。10~12Rで準優勝戦が行なわれた。

魚谷智之

 10R、枠なり発進で全艇がほぼ横一線のスタートから迎えた1マーク。インの魚谷智之が先マイ態勢に入った。これに対して2コースの茅原悠紀が外マイを選択。しかしこれは魚谷には届かない。また、握って攻めんとした3コースの新田雄史茅原が壁になるかたちで流れ気味となり、4コースから差しに構えていた大上卓人が逃げた魚谷を追走するかたちとなった。

 魚谷は早くも先頭キープの安全圏となったが、2番手争いは熾烈に。最内からするすると伸びた上平真二が2マークで突進を仕掛けたのだ。これが2番手先マイの大上に接触するかたちとなったが、大上は怯まずに上平を振り切り、“仁義なき広島競り”をしのいでみせた。これがバックでは大上の外に並走するかたちになっていた茅原をも振り切ることになって、2番手確保。2月の当地地区選に続いての優出を決めた。一方、昨年の周年記念、2月の地区選と徳山GⅠを続けて制覇していた茅原は優出を逃し、連続優勝はストップしている。

太田和美

 11R、並びは枠なりでここも全艇がほぼ横一線のスタート。こうなればイン菊地孝平に有利な隊形で、1マークでは先マイ態勢を築き上げている。2コースの太田和美は差しに構え、3コースの山田祐也は二番差し。しかし山田はバランスを崩して流れ、さらに内を差した山口剛が先に差した太田に迫る格好となった。

 バックでは艇を合わせて競り合う太田山口。さらに、内から辻栄蔵が2番手をうかがい、10Rにつづいて“仁義なき広島競り”になりかけたが、山口を制して2番手先マイを果たす。その間隙を突いて太田が差し返し、2周目ホームでは太田vs山口の2番手争いが続くが、2周1マークで先マイの太田に対して今度は山口が差し返し、2番手を獲り切ってみせた。

 12R、ここも枠なりでイン原田幸哉が堂々先マイ。4コースの白井英治はスリットでのぞいた分、やや判断に迷ったか差し遅れ、5コースの寺田祥はまくり差しで狭い艇間を狙ったが進路は開かず、地元勢は後退。優勝戦から山口支部の選手が消えることになってしまった。2番手は差した吉川元浩が、羽野直也の追撃をしりぞけて獲り切っている。

 1号艇の選手は危なげなく逃げ切ったが、2番手争いが激化した準優勝戦。優勝戦も激しい戦いが期待できる、熱いセミファイナルだった。

 なお、一日を通しては1号艇が10勝とインが圧倒的に優勢な流れだった。谷村一哉が連勝と、地元GⅠで準優漏れした憂さ晴らしを果たしている。

<6日目注目レース>
12R
①原田幸哉(長崎)
②菊地孝平(静岡)
③魚谷智之(兵庫)
④吉川元浩(兵庫)
⑤大上卓人(広島)
⑥山口 剛(広島)

原田幸哉

 4月マスターズチャンピオン覇者の原田がポールポジションをゲット。連続のGⅠ制覇に挑む一戦だ。山口は6号艇なら前付けの可能性もあるが、スタートの早い菊地は2コース死守のはずで、原田は後手を踏まなければ菊地を壁に逃げ切れるはずだ。怖いのはセンター枠に並ぶ兵庫勢。穴狙いなら、攻撃力を活かしての兵庫連動か。

<フォーカス>
3連単①-③④-全 ③=④-全

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最終日 回顧

最終日 回顧


「徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走」はいよいよ優勝戦を迎えた。

①原田幸哉(長崎)
②菊地孝平(静岡)
③魚谷智之(兵庫)
④吉川元浩(兵庫)
⑤大上卓人(広島)
⑥山口 剛(広島)

 進入は枠なり3対3。人気を集めた原田幸哉は、インからコンマ11の好ショット。スロー3艇はほぼ横一線となっている。トップスタートは4カドの吉川元浩。わずかにのぞく隊形で、いい雰囲気の足色を見せてはいたが、スロー3艇も仕上がり上々で、吉川は主導権を奪い切れず。3コースの魚谷智之が先に攻めていく格好となり、吉川は差し回りを余儀なくされた。

 原田の逃げは強力だった。魚谷の攻めは届かず、菊地の差しは引き波を超えられない。ダッシュ勢も遠く及ばず、原田は他艇に舳先も掛けさせずに逃走、先頭に立った。ただ、魚谷がしぶとかった。1艇身ほどの差で原田を追走すると、2マークでは渾身の差しハンドル。いい角度で入り、原田を脅かしている。しかし、それでも原田を捉えるまではいかず、1艇身ほどの差を保ったまま2周1マークへ。ここで原田がきっちりと先に旋回し、魚谷を突き放した。決着はここでついたのだ。1着・原田、2着・魚谷

山口 剛

 3番手争いは熱かった。1周1マークを回ったところでは魚谷を行かせて差した吉川が優勢。2マークも内から仕掛けてきた山口剛を交わして3番手を獲り切ったかに見えた。しかし、2周1マークで握った吉川に対し小回りで対抗した大上卓人が追いつき、バックでは並走に持ち込んだ。2周2マーク、内の大上吉川を制して先マイ。3番手をもぎ取ってみせた。しかし戦いはまだ終わらない。3周1マーク、吉川は切り返し気味に内に切り込んでいき、3番手逆転を狙ったのだが、さらに内から伸びてきていたのが山口吉川を制して先に回ると、やや大回りになった大上に追いつき、最終3周2マークでは先マイに成功したのだ。これで3番手逆転。3着・山口

 それにしても山口の追い上げは凄まじかった。2周目ホームでは6番手にいたのだが、諦めることなく猛追し、2周目バックでは5番手に浮上し、2周2マークは小回りで先行する大上吉川との差を詰める。そして、3周1マークでの大逆転につなげたのだから、実に天晴れな走りであった。

原田幸哉

 優勝した原田は、マスターズチャンピオンから連続でのGⅠ優勝。下関→徳山と、山口県のGⅠを制圧したことになる。GⅠ制覇は18回目で、徳山周年は初制覇。「ひまひまデータ」によれば、マスターズを優勝した年に他のGⅠを優勝したのは今村豊、田頭実に次ぐ3人目だそうだ。原田の次走はSGボートレースオールスター。この徳山周年制覇は、久々のSG制覇への景気づけになったことだろう。