レース総展望

ケタ違いのスタート力を誇る山田哲也が登場 今年2月大村完全優勝の池永太も強力

サブタイトル「スタート野郎決定戦」の名にふさわしい速攻派がズラリと顔をそろえた。なかでも山田哲也のパンチ力が強烈、6月若松周年ではエンジン仕上がらず予選落ち、続く住之江周年は途中帰郷したがスリット付近は圧巻だった。一般戦は目下3場所連続優出中で今年V2、インが強い大村の水面 でも鋭いターンで1マーク突破は十分だろう。
池永太が豪快に握って存在感をアピール。当地は今年2月の一般戦で10連勝完全Vを達成、1昨年のG2誕生祭でも9戦オール3連対の活躍ぶりとゲンがいい。 地元期待は中村辰也、7月4日最終日の宮島G3ウエスタンヤングでは節間快スタ-トを連発、初Vのチャンスだったが優勝戦はインから痛恨のF。気落ちが心配だが仕切り直し。他では稲田浩二が目下2場所連続優勝、今年V4と好調でイナダッシュがさえている。近況3場所連続優出の後藤正宗、今期適用勝率7.14を残した永田秀二の勢いが買える。6月末、江戸川でのF後も仕掛け速かった柏野幸二に底力。