レース総展望

福岡でナント8連続優出中の中辻崇人! 稲田浩二もダッシュ全開

「うねり王福岡決戦!」と銘打たれた今シリーズ。もはや福岡名物か、手に汗を握り、波乱万丈な水面を果敢に乗りこなすのは地元・中辻崇人。当地ではもう3年間にもわたり、8節連続優出中、その中には昨年の地区選も含まれる。優勝戦の枠番は1枠なしで、すべて2~5枠。それでいて52223624とスタンドを熱くさせた着順。期待に応え、スリット攻防は常に先頭集団にいる。中辻は近況も全国各地で5場所連続優出のV1と好調だ。地元勢はほかにも強力布陣。伊藤宏は昨年12月平和島で、低勝率機ながら速攻さえてV撃、60日のF休みを経て再始動2節目となる。岩崎正哉は近況伸びが目立ち1月桐生で優勝、約7年ぶりの地元優勝なるか。底力ならG1通算V2の原田富士男、意外性に富んだ攻めで好配当を呼ぶ。
遠征陣ではイナダッシュこと稲田浩二、びわこ、丸亀と一般戦連続Vの勢いのまま近畿地区選経由で福岡初Vに挑む。格ならばSG通算V2の熊谷直樹。1月大村でFをつけたが当地は長い間隔なのだが11122とすごい成績で5連続優出中、江戸川で鍛えた波乗りテクニ ックが生きる。コーナー機敏な佐藤大介・杉山正樹の愛知勢や18期ぶりにA1級へ返り咲いた泥谷一毅も魅力。伊藤将吉はF2が痛い。 (2月7日現在)