レース総展望

赤岩善生・山室展弘・今村暢孝らがV争い 大外の達人たちも競演!

SG戦V1、G1戦V5をマークしている赤岩善生がシリーズの主役。前回当地(昨年8月)のSGメモリアルではF2ハンデを抱えて実力を発揮できなかったが、若松は過去に11戦完全Vや12戦準完全Vなど優勝4回と好相性。妥協を許さぬ整備と気合駆けで、一般戦は4コースまでに入り常に上位争い。優出はノルマ、優勝を意識しての走り。
実績面で負けていないのが山室展弘。通算Vは114回を数え、ダービー制 覇にG1戦は7勝。近況は一般戦でも準優止まりが目立つが、予選は速攻力と機敏な立ち回りでまとめており底力が侮れない。地元勢では新年下関で大逆転Vを飾った今村暢孝、逃げとまくりで速攻強烈な大神康司の2人が有力。また、深谷知博は30歳になる3カ月前の地元浜名湖正月戦で菊地孝平、坪井康晴、笠原亮らを抑えて優勝、若松でも16年1月に節間7勝で優勝の実績。大外の達人である阿波勝哉・澤大介・小川晃司の競演も楽しみ。ほかに村上純、中辻博訓、大橋純一郎らが上位候補。