レース総展望

機を仕上げて快速戦へ江口晃生 調子上げてきた坂口周、渡辺真至が逆転候補

SGを2回、G1を6回制している江口晃生がシリーズの柱。今年は2月関東地区選を含め3場所連続優勝もあり、通算では14優出V5と他を圧倒。現在の適用勝率8.16も断然の数字。9月住之江高松宮記念での初日Fは痛かったが、直後の鳴門ではボート界111人目の通算2000勝を達成、当地前回(昨年12月)はインから快速逃げで優勝している。坂口周の現級は勝率6.20のA2だが、2010年には住之江周年を制した実力者。前期のF休みを消化した3月大村から調子を上げて優出ラッシュの復調ぶり。9月平和島JLC杯では2日目から機を仕上げて4連勝、優勝戦でも迫力満点の攻めで先頭艇といったん並ぶ惜しい2着だった。地元期待は近況5場所連続優出と勢いに乗る渡辺真至、自分の形にペラをたたき変え積極果敢な攻めを見せる。スピードある永井源、イン速攻健在なベテラン鈴木幸夫、蒲郡で一昨年優勝、昨年オール3連対の優出2着がある後藤陽介らも怖い。迫るのは柏野幸二、船岡洋一郎、鶴本崇文、原田秀弥、出畑孝典。(データは9月20日現在)
※3519 江口晃生選手は公傷のため帰郷となりました。