レース総展望

A1復帰の横澤剛治が当地連覇へ G1V3須藤博倫がターンで魅了

横澤剛治が当地連覇を目指して勇躍参戦。昨年前半戦のF乱発(3本)から見事に復調、A1級へ返り咲いた。6月地元・浜名湖では手応え一息のモーターに苦労しながらも、随所に好プレーを見せてシリーズリーダーを務めた。優勝戦ではインから07のトップスタートを決め、平尾崇典、快速の船岡洋一郎らを抑えて堂々の優勝劇。仕掛けに迫力が戻っ た現在、旋回力にも一段と磨きがかかっている。一方、G1を3回勝っている須藤博倫もV候補の一角、切れ味鋭いコーナーワークで自在に星をまとめてくる。7月から適用の勝率7.31は出場メンバートップの数字。
地元イチオシは桐生V5の大澤普司、気合のレース運びでスリットから攻めて行く。石橋道友はうまさは買えても、相変わらず機力劣勢が目立つ。しかし、師匠・中嶋誠一郎は「足うんぬんじゃなく、一般戦はしっかり取ってくるよ」と言う。乗り心地がくれば優出ペースか。他に当地強い鈴木賢一、好リズム寺本重宣・藤岡俊介ら。