データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2000年には、グラチャン（下関）・オーシャンカップ（宮島）・メモリアル（若松）でSG3連覇を果たしている英雄である。SGV７、G1V16はまさに偉業だ。過去1年間の1コース奪取率は28.5％。67.1％の2コースと合わせる95.6％にのぼる。2010年徳山マスターズチャンピオン以来の栄冠を狙う鳴門だ。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日SGV2、G1V6、通算V118の勇者は1986年後期から76期もの長きにわたり最上位級をキープしている。それも、2024年前期を含め16期連続で勝率7点超えだ。2024年はすでに桐生（1月）と津（2月）で優勝を飾っており、正真正銘の第一線級。2013年のびわこマスターズチャンピオン以来の栄冠を誓う。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日1994年6月の住之江グランドチャンピオン優勝からやがて30年。しかし、そのレースは色あせていない。2023年は、5月の蒲郡マスターズリーグを含めV3と結果を残している。レースはオールマイティでコース不問。たとえば、6コースからでも70％近い連絡み率を誇っている。その自在戦に期待したいシリーズである。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2023年11月以降の平均スタートタイミングはコンマ11。スタート順も2.3と圧倒的だ。誰もが知る「結果を怖れない勝負根性」は観る者を熱くする。マスターズチャンピオンの優勝は2016年の第17回大会。2コースからまくりで勝利している。2024年は3月の下関でインからコンマ09で逃げて優勝。勢いは衰えていない。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日SG12冠、G1V59、通算優勝回数142は誰も到達したことのない世界。まさにボートレース界の王者である。追われる立場であり続けること…およそ30年。その道のりに先達は存在せず、自らの力で切り拓いてきた成果と境地だけがそこにある。大きな背が語る価値は、ボートレースファンの願いや希望につながっている。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「ベストを尽くします」に籠められた精神性…。それはプロセスへの約束であって、結果に対する決意ではない。勝負は厳しい。己の力だけで成立するものではない。相手は複数であるうえ、モーターとボートの抽選、自然の影響も大きい。深い思考を巡らす哲学者のようなSGV4,G1V21の勇者である。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2001年のグラチャン（唐津）優勝戦1号艇は今や伝説。それは、重く固い男女の壁を押し開けた行動力やその後の女子レーサーの活躍、とりわけ2022年3月の遠藤エミのSG初V（大村クラシック）の導火線となったことへの評価にほかならない。レディースチャンピオンV2に、3つ目のG1タイトルが加わる時がきた。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日傑出したイン屋であることは論をまたないが、インと2コースがほぼ同数としているレーサーは少ない（過去1年間：1コース107回、2コース138回）。その独特な調整は理論と実戦によって紡がれたもの。2021年の最多勝もその成果だ。G1優勝は2008年7月に蒲郡で開催された江戸川周年のみだが、実力は本物。優勝戦線にきっと顔を出す。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2007年7月の平和島ダービー優勝は、無冠だった関東の星に栄冠をもたらす感動に満ちたものだった。役者でいえば、主演級ではないが、味がある名バイプレーヤー。決して欠かすことのできない存在である。昨年は6月の多摩川マスターズリーグで優勝。出場権を獲得している。持ち前の混戦突破力で魅せてくれることだろう。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「花の69期生」の長兄である。SGVは2006年11月の丸亀チャレンジカップ。G1はV６である。昨年は5月に桐生で開催されたG2モーターボート大賞で優勝。今年はすでにV2（ともに1月の丸亀）と勢いは抜群だ。愛娘の「こころ」（132期）と「さらら」（133期）にとって、父の雄姿が力になるはずだ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日SG5冠の内、グランプリはV3（2001年、2003年、2004年）。その栄冠はいつまでも輝きを失わない。G1タイトルも15を数えるが、マスターズチャンピオンにその名を刻んでいない。年齢を重ねてなお変わらぬレース力は、3コース戦に表れている。過去1年間の1着率が30％を超えているのを忘れてはならない。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「浪速の怪物くん」と呼ばれたのは30年以上前のこと。デビュー節でいきなり優出5着とするなど異例の強さを誇り続けてきた。その延長線上にSG7冠、G1V21、通算V90という大いなる実績がある。裏打ちのある調整理論を有し、視野の広さ、レース展開力はボートレース界随一。シリーズに名を刻む時がきた。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日SGV5，G1V25の東都のエースは今、若手ファンの間で人気絶頂。理由を聞くともれなく「カッコいいから」と返ってくる。それは、外見だけではない。群れず騒がず一喜一憂せずという勝負スタイルを通しつつ実戦で強いのだ。50歳を超え、なおスピード感満点。2024年は関東ダービー（平和島）を制すなど流れはすこぶるいい。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2002年の徳山レディースチャンピオン覇者は「ボートレーサーになって本当によかった！」と語っている。厳しい現実もあるが、ファンの声援が支えてくれていることへの感謝だ。「岩崎工務店」のコスプレはファンサービスのカタチ。デビューしたばかりの愛娘・樫葉新心のためにも、夫・樫葉次郎とともにまだまだ奮闘する。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日その風貌からイメージできないかもしれないが、高校時代は「競技かるた」に取り組んでいた文武両道の人である。その生きざまは質実剛健。外連味（けれんみ）のなさは類をみない。G1タイトルこそ手にしていないが、G1優出は9回。通算43Vという実績に凄みを感じさせる北陸の雄は、近況リズムアップしている。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日G1タイトルは2006年11月の江戸川モーターボート大賞（当時はG1レース）。埼玉支部の実力派は、2024年前期を含め47期連続でA1をキープ。四半世紀にわたり第一線で結果を残し続けている。主戦場はインと4コース。今年3月には戸田で2年2ケ月ぶりの優勝（決まり手は抜き）を果たしている。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「断固たる決意で戦います！」という宣言に、相手が誰であろうともひるまず勝負を挑む精神性が籠められている。過去1年間の平均スタートタイミングはコンマ13だが、4カドになるとコンマ11と激アツとなる。その走りは着順を拾うスタイルとは無縁の1着型。131期生の息子・石渡翔一郎の存在も励みになっている。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2005年の住之江グランプリ優勝はSG２冠目。その後、2021年の多摩川チャレンジカップでも栄冠を獲得した。「技術の人」と称されることを喜ぶのは、その努力の中に理論や仮説をはじめ、検証と修正が含まれているから。これだけの結果を残しながら挑戦をやめない謙虚な人物である。今年2月に蒲郡で優勝を飾っている。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2015年10月の浜名湖ダービーは繰り上がりでのSG初V。さらに優勝賞金全額を東日本大震災の被災地復興のため寄付したことで話題を呼んだのは多くが知るところだ。座右の銘は「果報は寝て待て」。それは欲張りすぎること、ひとりよがりになることへの戒めだ。2023年11月以降、勝率を8点台に乗せており勢いは凄まじい。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日G1初Vは、デビューから27年半経った2022年4月の三国マスターズチャンピオン。2コースから差し切り栄冠を手に入れている。オフには農業に勤しみ、栽培に時間がかかるオリーブから特性油を採取。またオリジナルブレンドの香辛料を生産するなど多彩だ。人柄同様、実直で飾らないレースに共感が集まる本物のアスリートである。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日底抜けの明るさの源は人間愛。今年11月には50歳になるベテランは屈託がなく、まるで少年のようである。長きにわたり記念戦線を中心に第一線で活躍できる原動力はそこにあるだろう。舟足の基本は伸び型。今年3月25日、浜名湖でオール3連対Vを飾り、地元鳴門G1優勝に向け加速。準備万端だ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2010年3月にデビュー15年半にしてG1タイトル（浜名湖賞）を取った際は歓喜の渦につつまれた。そして、2020年6月の宮島グラチャンVの瞬間、ファンは感動に浸っていた。それは取りもなおさず「濃く行く」姿を目の当たりにしてきたから。イン戦はもとより、2･3コースの勝負強さは覚えておきたい。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日数々のコースレコードを打ち立ててきたスピード王も48歳。しかし、その魂はいまなお瑞々しく勝利を渇望している。2002年10月の平和島ダービーを含めSGは5冠。G1V18の中に、2021年4月の下関マスターズチャンピオンが入っている。「決してふけることのないベテラン」なる存在。それがこの人物である。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日SG初Vは2006年の福岡ダービー。翌年の2007年には桐生オーシャンカップと蒲郡ボートレースメモリアルで連続優勝を飾るなど一時代を築いたトップレーサーだ。G1タイトル11、通算優勝回数88に実力が表れている。ヤング時代からまくり差しが得意。現在も5コース1着率が15.2％（過去1年間）あり変わっていない。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日日本モーターボート選手会代表は、その真摯な姿勢と巧みなレースで高く評価されている。まさにボートレーサーの鑑である。SGV11のはじまりは2007年5月のボートレースオールスター、直近は2021年12月のグランプリである。コース取り、スタート、レース展開、ピットでの態度などすべてにおいて模範でありスタンダードだ。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日A1とA2を繰り返しているが、31期連続でA級をキープしている実力派だ。2024年前期に続き、2024年後期もA1の可能性大。それもキャリアハイの2016年後期（6.75）を超える勢いだ。近況2023年11月以降の2連対率53.9％を支えるのは差しの巧さ。展開を一瞬で判断し、鋭くスペースを突く静岡の中堅レーサー代表だ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日海野ゆかりの欠場により繰り上がりとなったが、実力派であることは論を待たない。SGタイトルは2012年11月の児島チャレンジカップと2018年12月の住之江グランプリシリーズ。G1V5の中には、6コースまくりを決めた2018年の住之江周年のように「意外性」を発揮したものも…。どんな戦いを演じるか楽しみでならない。
（データはすべて4月14日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日その調整力は秀逸で、男女関係なく高い技術を有するアスリートである。2016年8月の津レディースチャンピオンでファイナルに進出。実力はいうまでもない。驚異的なのは過去1年間の1着率。2コースから4コースでいずれも15％を超える実績を誇っているのだ。加えて、イン1着率は67.9％。信頼度が極めて高い女流だ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日一時期、インを中心にスロー水域一辺倒だったこともあるが、近況はオールマイティ。6コースだけは極端に少ないが、流れに沿って進入することが多くなった。記念級で鳴らしながらG1初Vはデビューから23年9ケ月後。2020年2月の丸亀四国ダービーだった。沈思黙考（ちんしもっこう）…、多くを語らないが誠実さがレースに表れており共感度は高い。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日SG4冠のはじまりは2007年の福岡グランプリ。「自分が一番努力できた」と振り返るほど濃密な1年であった。その後、2019年にはクラシック（戸田）とオールスター（福岡）でSG連覇。さらに、2020年のクラシック（平和島）でも優勝と、同大会連続Vを成し遂げている。その堂々たる姿にファンは厚い信頼を寄せる。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日現在24期連続A級をキープしている岡山の中軸である。若い頃は舟足を伸び型に仕上げまくるシーンが多かったが、経験を重ねるとともに、乗り心地や操縦性を重んじるようになってきている。G1タイトルは2014年6月の若松周年記念と2023年10月の福岡周年記念。センター・アウトから波乱を起こすこともある勝負師だ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2022年の大村グランプリは、表彰セレモニーに師と仰ぐ今村豊氏が登場、感動を呼んだ。その年の浜名湖ボートレースメモリアル優勝戦でフライングしたが、それを精神力で跳ね返したのだった。2023年は年間144勝をあげ「最多勝利選手」となるなど、ホワイトシャークは勝つことでファンの信任を積み上げてきた歴史を有する。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日選手仲間や往年のファンは親愛を込めて「ヒラチュウ」と呼ぶ。根底にあるのは勝利への意欲。自らのモーター調整理論を持ちながらも他者の方法論への眼差しもあり、チャレンジする姿勢をもつのが特徴だ。今年3月に丸亀で優勝を飾っている47歳が、2008年7月の唐津MB大賞以来5つ目のG1タイトルを目指す。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日その調整法や乗艇技術は受け売りではない。自ら考え、実行・修正するなかで編み出してきた独自なものだ。だからこそ、その発言は重厚。自らの体感を哲学的に表現するしかないのだ。G1タイトルは2004年6月の福岡周年記念を含め6冠。コース不問ゆえ3連対率は極めて高い。近況70％に及ばんとする数値をマークしている。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日三重支部の中軸レーサーも47歳になったが、今なおその地位は変わらない。コンマ14（過去1年間）の的確なスタートは全速戦が基本。そして、攻め手としてレースを動かしていくのだ。それは過去1年間の4コース1着率35.2％に表れている。驚異的な数字だ。そのレース展開力がG1タイトルにつながることを多くのファンが期待している。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日高校時代、長野県の強豪野球部でマネジャーを引き受けたように、他者への眼差しを忘れない人格者だ。それがレースに表れている。「ファンの皆さんが、僕に期待するレースを体現したいです」とは本心。レーサーとしての存在意義だと考えている。攻める気持ちがあるからコース不問。6コースで13.5％の1着率をマークするほどだ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日山口支部の精神的支柱といっていいだろう。「群れない」「昂らない」「奢らない」「一喜一憂しない」…人物である。これまでSGは２冠（2017年若松メモリアルと2020年下関メモリアル）でG1タイトルは10個。鳴門は2007年のモーターボート大賞（当時はG1 ）を制している。見た目は静かだが、内面は熱い勇者だ。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「花は桜木、男は赤岩…」と称されることもある薩摩魂の人だ。親の故郷である鹿児島を自分のルーツとしてとらえ大切にしている。勝負に賭ける意気込みとファンへの感謝は誰よりも熱く、それがレースに表れるのだ。SGは2006年の住之江グランプリシリーズで優勝。この鳴門で自身7つ目のG1タイトルにまい進することになる。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日現在18期連続でA1をキープ、来期に向けては8点台も臨めそうなほどの安定戦力である。2023年はV5と気を吐いたが、今年も2月に蒲郡で優勝。勢いはまったく変わらない。1コースから6コースまで完全なるオールマイティプレーヤーで攻めも守りも超一流。レースにムダがないのを特徴とする岩手県出身レーサーである。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「静岡三羽烏」といわれて久しいが、その長男である。1998年5月にデビューし、四半世紀が過ぎている。「グリップ感」という言葉を発信し定着させたように、舟足に対する高い感度が調整の原点となっているといっていい。奇数コースが得意で、5コースは過去1年間で29.2％の1着率を誇っている。覚えておいて損はない。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日高校時代は器械体操で心身を鍛えた静岡のトップレーサーである。47期連続A1という成績は、いかに安定して強いかを示すもの。SGV3、G1はV11もその証明、通算優勝回数は76を数える。強引な攻めは少なく流れを重んじ的確にスペースを突くのがスタイル。過去1年間の4コース1着率27.2％にそれが表れている。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日言わずと知れた「ボートレース界随一のスタート巧者」である。過去1年間の平均スタートタイミングはコンマ11。誰も追随できないほどの切れ味だ。昨年8月に45歳となりマスターズ世代入り。しかしSG常連なだけに優勝候補筆頭となるのは必然。自在性高いレースで他を圧倒し、16個目のG1タイトル奪取に向かうことになる。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日デビュー当時「田舎の長男」と呼ばれたほど温和な人物である。周囲への優しさと感謝の気持ちは何も変わっていないが、レースに対する厳しさは年々増している。それは責任感がもたらすものだろう。ボートレースがもつ社会性への認識が原点にあるのだ。G1タイトルは2016年に徳山（周年）と宮島（地区選）で連取している。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日完璧なオールマイティレーサーである。過去1年間の３連対率は…１コース93.3％、2コース71.0％、3コース66.5％、4コース70.9％、5コース54.0％、6コース38.5％である。戦いの舞台鳴門は2021年9月のG3戦で4コースから差し切り優勝。その爽快なレースをあますところなく堪能したいものだ。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2018年後期にB1級としたが、すぐにA1に返り咲き。以降11期連続でA1をキープしている。通算優勝回数は64。そのひとつが2010年2月の住之江周年記念である。持ち味はインとセンター。1コース1着率は80％に迫る値をマークしており信頼度が極めて高い。攻め基本のセンター戦にも迫力プラス柔軟性があり魅力的だ。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日さほど目立つ感じではないが、兵庫の実力派がここにいる。現在15期連続A1で、来期適用勝率も7点台をマークするなど実に堅調。過去1年間の3連対率は68.3％だ。その値をつくっているのは1着率81.4％のイン戦と、1着率が30.2％の3コース戦。まくりとまくり差しを繰り出し上位に食い込んでくる。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「銀河系」と称され、新しい時代をつくってきたのは20代から30代。今度はベテランとしてマスターズチャンピオンの歴史を作っている最中だ。その第一歩が昨年の第24回マスターズチャンピオン（若松）。終始シリーズをリードしイン逃げを決めている。コンマ16のスタートから攻めを基本にレースをつくるダイナミックさが魅力だ。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日誰もが認める「鳴門第一人者」である。地元優勝回数は通算19。内、記念Vは４つを数える。昨年の優勝は徳山のモーターボート大賞のみだったが、今年は2月の四国ダービー（丸亀）で優勝。流れは完全にきている。結果を残しているのは奇数コースだが、巧みな作戦行動からボートレースの醍醐味を堪能させてくれる勝負師だ。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日「若い者を応援してください」。近況、そう発言することが増えたが、それはとりもなおさずボートレース愛であり、時代をつくってきたことへの自負にほかならない。ひるがえって、自らにはスピードレースを課すようになっており、混戦時に握りマイで他艇を倒すシーンが激増している。5つ目のG1タイトルに向け、水上では鬼となる。
（データはすべて3月5日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日2023年11月9日に45歳となった「銀河系軍団」のひとりである。A1を主に、A2やB1との行き来もあるが実力は本物、甘く見ると痛い目にあう。そのセンター戦は迫力があり、一気に攻め切り波乱を起こすことしばしば。それでいて冷静に立ち回ることもできるだけに舟券作戦のポイントとなるレーサーだ。注目したい。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日鳴門は2002年4月のタイトル戦をはじめ、2016年8月の一般戦と2019年1月の一般戦でも優勝している。相性のいい水面である。これまでのG1タイトルは３つ。尼崎周年（2010年1月）、福岡周年（2010年10月）、下関（2013年3月）である。3コースで強く、3連対率が77.2％あることは覚えておきたい。
（データはすべて4月1日現在）

データ集計期間：2023年3月1日～2024年2月29日昨年11月25日に45歳となった88期生の特徴は粘り腰。混戦をさばくタイプは相手を選ばない。このマスターズチャンピオンで自身8回目のG1優出を果たし、G1初タイトルをゲットしたいもの。近畿地区の中堅レーサーとして存在感を示すことになる「マスターズチャンピオンルーキー」である。
（データはすべて4月1日現在）