上位拮抗の芦屋モーター相場だがパワー面で一歩リードしている印象。優勝こそないが予選突破（準優進出）数は14回と最多を誇る。正月開催の『日刊スポーツ杯争奪第53回福岡県内選手権大会』では楠原翔太が「伸びるし乗りやすさもある」で準優進出。1月末からの『第10回ボートレースレディースVSルーキーズバトル』で井本昌也が転覆を喫したが、続く2月『第11回楽天銀行杯』で組んだ藤丸光一も好伸びで準優進出。最終日は逃げ、まくりと連勝で締めた。

実戦足が光る勝率（1着率）No.1のメーカー機。『日刊スポーツ杯争奪第53回福岡県内選手権大会』で羽野直也が好バランスに仕上げ11戦9勝でV。続く『西部ボートレース記者クラブ杯』は前野竜一が「特に回り足がいい」と納得の表情で予選突破。そして『第10回ボートレースレディースVSルーキーズバトル』では鎌倉涼が「合えば出足系が◎」で準優勝。2月『第11回楽天銀行杯』の藤本佳史は中盤まで目立たず予選落ちも終盤は「2連対率に近づいた」と反応がアップ。

好パワーで優出回数最多タイの7回を誇る。『日刊スポーツ杯争奪第53回福岡県内選手権大会』は貞兼淳二が序盤から強伸びをキープして予選突破。続く『スポニチ金杯新春特選』は峰竜太が組み初日ドリームで1分44秒7の現行機レコードを叩き出し、オール2連対で準優勝。2月『第11回楽天銀行杯』は自己評価が厳しい島川光男が「バランスが取れていて不満はない」で優出3着。合えば快速＆節イチが望める。

1着数は最多の46回。『日刊スポーツ杯争奪第53回福岡県内選手権大会』では松村敏が駆り初日に違反を喫して賞典レース除外となったが「Sランクではないが実戦足系でAランク」と上々の評価。2日目以降は5連勝を含む8戦6勝オール2連対。『スポニチ金杯新春特選』は岡部大輝が「出足寄りでいい足」で予選突破に成功。『第10回ボートレースレディースVSルーキーズバトル』で駆った米丸乃絵も「出足、行き足◎。回り足もいい」と随所で粘りの走りを披露していた。

15号機と共に優出回数最多で長らく2連対率トップを維持している。1月『日刊スポーツ杯争奪第53回福岡県内選手権大会』は安井瑞紀で足は上々だったが操縦性に課題が残った。逆に『第10回ボートレースレディースVSルーキーズバトル』は浦野海が「回り足はいい」だったが直線系は目立たず。『第11回楽天銀行杯』の丸山祐也は「行き足、伸びいい」で着以上だったが4日目後半に転覆。最終日は展示タイムに脚勢も落ちていた感。エース機と目されていたが黄色信号が点滅した。