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1着率 2着率 3着率
芦屋オーシャンカップでドリーム戦1号艇に座るのは峰竜太だ。選考期間内のG1・G2で10優出4Vという圧倒的な成績をマーク。選考ポイント92点で断トツの1位となった(2位は吉川元浩で70点)。90点オーバーは07年の濱野谷憲吾(96点)以来で実に14年ぶりの記録だ。 峰はこれでクラシック、オールスター、グラチャンに続いて今年のSG4戦連続のドリーム戦1号艇に。クラシックではドリーム戦でイン戦4着に敗れたのも響いて予選24位敗退を喫し、逆にオールスターではドリーム戦快勝で勢いに乗って優勝している。オーシャンカップ2連覇に向けて、まずはドリーム戦が大きなカギを握ってくることは間違いないだろう。
吉川元浩はグラチャン終了時点で賞金ランキング25位とやや苦戦ぎみ。しかもグラチャンで手痛いFを切って9月半ばからの30日間のF休みも確定してしまった。4年連続7回目のグランプリ出場へ黄信号がともり始めている。19年は3月のクラシックと5月のオールスターで優勝、20年は3月のクラシックで優勝とここ2年は春先のスタートダッシュで早々とグランプリ出場へ当確ランプをともしたが、今年は違う展開になってきた。 芦屋オーシャンカップは流れを変える一節にしたいところ。芦屋は08年グラチャンで優出6着に入るなど当地4優出1Vと相性まずまず。V争いに加わるためにもドリーム戦は重要な一戦になる。
原田幸哉は4月のマスターズチャンピオンと5月の徳山周年で連続Vを飾る活躍。賞金ランキング6位(6月27日時点)につけ、4年ぶり6回目のグランプリ出場へ突き進んでいる。 そんな原田だがSG優出は意外にも12年メモリアルが最後。もう9年近くも遠ざかっている。この9年間でSG準優出は17回もあるが、あと一歩の壁を越えられていない状態。今年も5月の若松オールスターでは準優5着、6月の児島グラチャンでは準優4着と壁に跳ね返されてきた。芦屋は05年チャレンジカップで優出6着、08年グラチャンで優出5着と、当地SG出場4節で2優出をマークしている水面だけに、久々のSG優出へ期待は高まる。
丸野一樹は芦屋オーシャンカップ選考期間中にG1・G2で6優出2Vをマークする大活躍。選考ポイント56点を獲得して堂々4位に入り、ドリーム戦4号艇に座ることになった。丸野にとってはこれがSG出場13節目での初のドリーム戦だ。 丸野はこれまでSGを12節走って優出ゼロ。準優出も1回だけと苦しんでいる。今年も3月の福岡クラシックでは予選36位、5月の若松オールスターでは予選31位、6月の児島グラチャンでは予選48位と惨敗が続いてきた。G1戦線での活躍ぶりから考えると不思議なほど苦戦している。芦屋オーシャンカップではドリーム戦で流れをつかんで準優、優勝戦へと勝ち上がりたいところだ。※欠場しました
白井英治はSG2節連続優出中だ。しかし若松オールスターは3日目終了時点で予選首位に立ちながら、4日目に4着と崩れて峰竜太に予選トップの座を奪われ、優出3着に終わる無念の展開。グラチャンでは雪辱の予選トップ通過を果たしたが、準優でイン戦2着に敗れて前本泰和にポールポジションを奪われ、優出4着に終わる残念な展開だった。悔しい気持ちが勝るSG連続優出だったに違いない。 芦屋オーシャンカップでは勝ち切ることがテーマになってくるだろう。初日ドリーム戦は5号艇で登場。オールスターでは3日目に5コースまくり差し、グラチャンでも4日目に5コースまくり差しを決めているだけに目が離せない存在だ。
芦屋でSGが開催されるのは約2年8カ月ぶり。前回の当地SGは18年のチャレンジカップで、優勝したのは馬場貴也だった。予選を3・1・4・1・3着でトップ通過し、準優・優勝戦はイン逃げで快勝。SG初優出初Vを飾って一躍スターダムに駆け上がったのが記憶に新しい。 馬場は昨年5月の芦屋周年でも予選2位に入る活躍。準優でイン戦3着に終わって優出こそ逃したが、節間オール3連対の快走で芦屋相性の良さを改めて見せつけている。馬場はこれまでSG・G1で22優出4Vをマークしているが、そのうち実に4Vすべてが淡水のレース場で記録したものだ。芦屋水面は馬場が持ち味を発揮できる格好の舞台となるだろう。
※データ算出期間:2020年6月~2021年5月