女子最強の座をかけた頂上決戦だ。「PG1第8回クイーンズクライマックス」がボートレース徳山で12月28日~31日(シリーズ戦は26日~31日)まで開催される。 激しいマネーバトルを勝ち抜いてきた女子賞金ランキング上位12人が登場。栄光のティアラと優勝賞金1500万円をかけて華やかに激突する。

V候補本命に推されるのは大山千広(福岡)だろう。8月のレディースチャンピオンで大会最年少Vを飾るなど女子賞金ランキング首位を独走。 堂々の選出1位でクイーンズクライマックス初出場の切符を掴んだ。11月のチャレンジカップではSG初準優出もマークするなど、もはや女子戦線の枠を超えた活躍ぶり。 圧倒的なスピードを武器にティアラをもぎ取るのか注目だ。 史上初となるレディースチャンピオンとクイーンズクライマックスの女子G1年間2冠を狙う。

対抗一番手は遠藤エミ(滋賀)か。11月のG2レディースチャレンジカップで優勝。圧巻の3コースまくりを決めて底力を見せつけた。 これで女子賞金ランキング2位に入り、トライアル初戦は1号艇で登場。白星発進でスタートダッシュを決めたいところだ。 クイーンズクライマックスは17年の大村大会で4連勝パーフェクトVを飾った実績。2年ぶりのティアラ奪還を狙う。

大会2連覇を目指すのは松本晶恵(群馬)だ。昨年の平和島大会を4・2・1・1着で優勝。16年の平和島大会に続く2回目のティアラ戴冠を果たした。 今年は史上初のクイーンズクライマックス2連覇と、大会最多記録をさらに更新する3回目の優勝を狙う戦いだ。年末に強い松本が今年も力を見せつけるのか。

V争いのカギを握ってくるのは岡山支部勢だろう。寺田千恵(岡山)、田口節子(岡山)、守屋美穂(岡山)の3人が参戦する。寺田はクイーンズクライマックス8年連続出場の皆勤賞。 3月のG2レディースオールスターに続く今年2つ目の女子ビッグタイトルを狙う。田口は2年ぶり3回目のクイーンズクライマックス出場。 7年前に優勝戦1号艇で取り逃がしたティアラを今年こそ掴みたい。守屋は7月の芦屋MB大賞で優勝するなど今年5Vをマークする活躍。 今年の勝率7.31は女子トップの数字だけにティアラ初戴冠へチャンスは充分だろう。 クイーンズクライマックスは今年8回目だが、中国地区で開催されるのは初めて。中国勢3人がV争いを引っ張ることになるのか。

その他にも14年住之江クイーンズクライマックス覇者の日高逸子(福岡)や、今年16優出5Vと大暴れして2年ぶりにクイーンズクライマックス切符を掴んだ平高奈菜(香川)、 待望のクイーンズクライマックス初出場を果たす今井美亜(福井)、今年4月の徳山ヴィーナスシリーズで優勝するなど当地2Vの実績がある小野生奈(福岡)、 女子ビッグレース初制覇を目指す長嶋万記(静岡)、8261円差で12番目の切符を掴んだ香川素子(滋賀)が登場。今年の女子戦線を沸かせてきた12人の精鋭が、 徳山水面でどんな火花を散らすのか目が離せない。

またひと足早く開幕するG3シリーズ戦にも注目選手がズラリ。連覇を狙う塩崎桐加(三重)や、惜しくも女子賞金ランキング13位の次点に終わった大瀧明日香(愛知)、 5年ぶりのシリーズ戦登場となる山川美由紀(香川)、レディースチャレンジカップで優出するなど近況好調な魚谷香織(福岡)、 シリーズ戦V歴のある川野芽唯(福岡)と廣中智紗衣(東京)らが参戦。地元の期待を背負う向井美鈴(山口)、佐々木裕美(山口)、津田裕絵(山口)にも注目したい。

(データはすべて12月2日現在。カッコ内の表記は支部)