記念初Vの地で羽野直也が再び快走 モーター出し好調なのは深谷知博
昨年の最優秀新人に選ばれた福岡の大物ルーキー羽野直也が主役。デビュー後3年1カ月の昨年6月、G1住之江周年で記念初参戦。そのわずか3カ月半後の10月当地大村周年を2コース鋭発差しで制して話題を呼び、今年もSG、G1で活躍中だ。今節はオール進入固定で行われるが、大村では昨年9月にもオール進入固定でのルーキーシリーズがあり、羽野は3周2マークまで岡村慶太と白熱 のV争いを演じ、惜しくも2着だった。今回は雪辱の意味も。ちなみにその節の大村は全72R中、インが51勝、6コースだけは0勝だった。 オーバーエイジ枠では、2014年の浜名湖周年覇者・深谷知博が完全復活。モーター出しに苦労していた時期もあったが、今年は各地で快速戦を展開し7優出V3。直近の常滑では3連続Vのエース機に乗る馬場貴也に匹敵するほど機を仕上げ、来期適用勝率も8点に迫る勢い。上野真之介は今年Vゼロだが、記念のあっ旋も多く気配落ちはない。地元期待は村上遼、当地は2連続優出中のV1で旋回素早い。ほかにも椎名豊・秋元哲・白神優・権藤俊光・中村辰也らが上位争い。(データは4月3日現在)