レース総展望

当地記念覇者の平田忠則が主軸 住之江初優勝へ燃える吉川昭男

当地ではG1高松宮記念を優勝している平田忠則が中心。今年は記念ロードの合間の一般戦で7優出V3と好リズム。卓越した整備力は健在、変幻自在なスピード戦でシリーズをリードしそう。吉川昭男が絶好調、7月びわこで11連勝の完全Vを達成、続く尼崎でも3着1本以外はオール2連対の快進撃をみせて連続優勝。「住之江では優勝したことがないので勝ちたいね」と、気合を入れる。
地元イチオシは松井繁の弟子である北村征嗣。どこを走っても近況はモーターが出ており、プロペラ調整が当たっている。今年6月以降は7節走り6優出。この間、6着は1本だけの安定ぶり(18日現在)。
ほかにも、当地12優出と手堅い走りが売りの新田智彰が悲願の地元初優勝を目指す。住之江20優出V3の繁野谷圭介は機よりさばき勝負。当地9優出V4の山下和彦、7優出V3の山地正樹も住之江を得意にしている。山下は全国G1V3の実力者でもあり、切れ味鋭いコーナーワーク。山地は前回当地(今年4月)、節イチ級の足で主役を演じ優出2着だった。