レース総展望

勢い光る須藤博倫が本命 勝負強い芝田浩治も好調キープ

G1V3の実力者・須藤博倫が絶好調モードに入っている。7月江戸川のG2優勝から始まり、1着ラッシュで目下4場所連続優出のV2(今年V3)と活躍。続く若松SGボートレースメモリアルでも最高勝率機を引き当てパワー戦を展開、序盤を2、4、1、6着で通過している。津はインが強い水面だが、コースを問わず鋭いターンで主役を張りそう。
対抗格の芝田浩治は通算優勝が62回を数え、ここ一番での勝負強さが光っている。調整面も安定しており近況は優出ラッシュと好調キープ。地元イチオシは津V7を誇る桐本康臣。5期連続のA1級から今期はA2級へ降格したが、5月からの勝率は再び7点台A1ペースと巻き返しており、競り強いハンドルが魅力。津V3の岡祐臣も桐本と同じく5期続けたA1級から転落したが、実力は十分で気合駆けに一考。他では山一鉄也、前沢丈史、吉田一郎、一宮稔弘らの決め手が上位。昨年10月江戸川で記念初制覇した村越篤の手堅い運びも忘れられない。(8月24日現在)