レース総展望

SGウイナー湯川浩司が目玉の6日間開催 金子龍介の底力にも注目

SGを4回、G1を11回勝っている湯川浩司がシリーズの目玉。今年は6月若松周年でのオール2連対優勝を含めて9優出V2。快速王子の本領を発揮し、各地でパワーを見せつけている。 直前の若松SGボートレースメモリアルでは、伸び中心にいい足で、途中経過の段階で3、3、1、4着と星をまとめて激戦中。平和島は一昨年10月のスカパー!・JLC杯で貫録の逃げ切りV、一般戦ではワンランク上のスピード戦で再び快進撃へ。金子龍介はF90日休み明け初戦でレース勘が心配された多摩川だったが、途中経過で5、2、1、1、1着と健在ぶりをアピール。速攻劇から再び優出ラッシュの始まりか。益田啓司の機出しも確 かで、伸びをつけての強攻策が持ち味。当地での抽選運、相性とも良く目下2連続優出の2着、今回こそだ。

地元イチオシは今期適用7.13の自己最高勝率を残した寺本重宣、小気味いい旋回力で久しぶりの当地Vを目指す。ほかでは福田雅一、坂口周、進藤侑らが近況好調で調整面も合っている。ピット離れの良さが目立つ堤昇の堅実駆けも圏内。(8月24日現在)