レース総展望

決め手鋭い中野次郎が本命 差しの名手・岩崎正哉もV候補 女子は高橋淳美ら9人参戦

G1通算V5、今期適用勝率7.09を残す中野次郎が本命。今年1月の記念第一弾、地元・平和島周年では中堅機を引き無念の予選落ち。しかし一般戦は昨年末から3場所連続優出中のV1と、さすがに強い。鳴門では優勝どころか優出もないが、着順はしっかりまとめている。スタート行っての手堅い全速差しは圧巻、イン戦なら順当に逃げてくれるだろう。
岩崎正哉も記念V2の実力者で優勝候補の一角、昨年11月以降の近8節では5優出V1、優出を外した3節も準優には進出し的確な運び は健在。また、山室展弘は通算優勝114回、G1V7、SGはダービーを制している。3月浜名湖のクラシックでSG初出場をする金田諭、2013年江戸川周年Vの岡村仁、正月の東京ダービーを勝った杉山貴博、17期ぶりにA1復帰を果たした明石正之らの首位争いも十分。地元からは樫葉次郎・松下潤・片岡秀樹の3人が出場、旋回強気で当地2回のV歴がある樫葉がイチオシ選手。また、高橋淳美、角ひとみら9人の女子レーサーが花を添える。(1月29日現在)
※岩崎正哉選手は2日目負傷のため帰郷しました