レース総展望

実績断然な湯川浩司が本命 松田祐季、武田光史の地元気合駆けにも注目

SGV4、G1V11の実績を誇る湯川浩司がシリーズリーダー。快速王子の異名を持ち、調整力には長けている。展示タイムが目立つ、伸び足仕立ての上位級パワーになるのは時間の問題だろう。昨年は15優出V5を挙げ、6月若松周年では8戦オール2連対の快進撃Vを飾っている。近況は12月江戸川一般戦、住之江グランプリシリーズで連続優出、年が明けての全大阪王将戦も快調に飛ばし好リズム。スタート戦から圧倒的な破壊力を見せて人気に応えたい。地元からは記念ウイナー(2015年尼崎ヤングダービー)の松田祐季や、接戦に強い武田光史らが参戦。共に地元正月戦で優出、インの今 垣光太郎を追う展開だった。岡村仁は昨年9月高松宮記念での優勝戦Fが悔やまれるが、攻めの姿勢を崩さない走りは魅力。ほかにも川北浩貴、古結宏、向所浩二、君島秀三、中村有裕ら鋭いさばきを持つメンバーが顔をそろえる。17期ぶりにA1級へ返り咲いた明石正之の躍進にも注目。(1月5日現在)