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レース展望

	ボートレース桐生では10月29日から11月3日まで開設64周年記念「GⅠ赤城雷神杯」が開催される。秋深まる上州に全国からトップレーサーが集結。桐生の夜がGⅠの熱気に包まれる。

地元の群馬支部からは江口晃生山崎智也大澤普司秋山直之久田敏之毒島誠金子拓矢土屋智則関浩哉の9人が参戦。ベテランから若手まで多彩なメンバーがそろった。昨年の桐生周年では優出者ゼロと苦戦した群馬勢だけに今年は大暴れを期待したいところだ。

地元エース格の毒島誠は15年の桐生周年覇者。5年ぶり2回目の地元周年タイトルを目指して登場する。今年の毒島は4月のGⅠ多摩川周年で優勝、5月のSGボートレースオールスターで優出3着と春先は好調だったものの、6~9月にかけてSG・GⅠで5節連続予選落ちとトーンダウン。夏場に苦戦を強いられ、賞金ランキングも12位まで下がってきた。しかし秋に入って9月末のGⅠ徳山ダイヤモンドカップで優出6着に入るなど復調ムード。年末に向けてさらにリズムを上げていくためにも、地元の桐生周年で結果を残したいところだ。

山崎智也は桐生周年5Vの実績。98年、00年、04年、05年、14年と優勝を重ねてきた。ここ数年は記念戦線で苦戦が続いてきたが、10月の児島周年で約2年ぶりのGⅠ優出を飾るなど健在ぶりをアピール。良いリズムで桐生周年を迎えられそうだ。桐生は今年3節走って3優出1Vをマークしており、8月のお盆レースで優勝したばかり。6回目の桐生周年Vと、18年の児島周年以来となる約2年1カ月ぶりのGⅠ制覇を期待せずにはいられない。

その他にも06年桐生周年覇者の江口晃生や、07年桐生周年覇者の秋山直之、9月のヤングダービーで優出4着の活躍を見せた関浩哉、6年ぶりの桐生周年出場となる大澤普司、15年に続く2回目の桐生周年優出を狙う久田敏之、18年の桐生周年で優出3着に入っている金子拓矢、地元GⅠ初優出を目指す土屋智則と群馬勢は精鋭ぞろい。地元ファンを沸かせる快走が見られるはずだ。

遠征勢ではまず石野貴之(大阪)に注目したい。昨年11月に桐生で行われたSGチャレンジカップで優勝。当地2節連続Vを狙って約1年ぶりに桐生へ帰ってくる。今年の石野は記念2優出1Vとやや苦戦しており、賞金ランキングは現在24位という位置。グランプリ連覇へ黄信号がともっている。好相性の桐生で賞金を上積みしてランクアップを図りたいところだ。

瓜生正義(福岡)も見逃せない。桐生では10年ボートレースダービー、12年ボートレースメモリアルとSGを2回制覇。16年には桐生周年でも優勝している。当地SG・GⅠ最近10節で7優出3Vという見事な成績。モーターの調整が難しいといわれる桐生水面だが、瓜生は仕上げ方を完全に心得ている印象だ。今回もV争いをにぎわす存在となる可能性大だろう。

また3月平和島ボートレースクラシック覇者の吉川元浩(兵庫)、5月住之江ボートレースオールスター覇者の篠崎仁志(福岡)、6月宮島グランドチャンピオン覇者の徳増秀樹(静岡)、8月下関ボートレースメモリアル覇者の寺田祥(山口)と今年のSG優勝者が多数参戦するのも興味深いところ。特に篠崎は13年に桐生で新鋭王座優勝を経験しているだけに楽しみだ。

さらには、昨年の桐生周年で優出2着の馬場貴也(滋賀)と優出3着の桐生順平(埼玉)や、97年と09年に桐生周年V歴がある濱野谷憲吾(東京)、9月の徳山ダイヤモンドカップでGⅠ初Vを飾った西山貴浩(福岡)、賞金ランキング上位につける前本泰和(広島)や守田俊介(滋賀)など目が離せない選手がズラリ。地元勢と遠征勢が入り乱れて大激戦必至の今年の桐生周年だ。

(データはすべて10月4日現在。カッコ内の表記は支部)